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小人堂の気まぐれな覚え書 (画像はクリックすると大きくなります)
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先日、福岡で行われた手作り豆本イベント「ふくまめ」の記事が
3月30日(日)の読売新聞(多分西部のみ)の朝刊に掲載されていた。
この記事には私の豆本の写真が載っていたのだ!
嬉しくて新聞販売店に電話した。
保存用、スクラップ用、配布用等々で20部ほど分けて頂いちゃった。
えへへ。
という訳で、配るぞ~。
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以前からお気に入りに入れていて、足繁く通っていた胡桃の椅子さんの
作品を手に入れることが出来た。
しかも、大物を!
それが、この本棚と豆本のセットである。

胡桃の椅子さんについて私が語るのは野暮なので、URLをご紹介。
この方にかかれば、作れないものは何もないんじゃないかと思う。
どの作品もとても美しい仕上がりで、兎に角うっとりなのだ。

しかし、私は本棚と豆本セットに目が眩みすぎて、アリスの
マメトランプ帳を買い逃してしまった。
どうしようかとグズグズ悩んでいる間に完売していたのだった。
やっぱり買うんだったと思ったときには後の祭。
こんなステキなものを手にしておきながら、何故あの時一緒に
マメトランプ帳を買っておかなかったのかと後悔し続けるに違いない。

胡桃の椅子
http://www.kuruminoisu.shop-site.jp/homeframe.htm


3月22日(土)にふくまめ会場内で行われたワークショップに参加した。
講師は『古本屋の女房』(平凡社)の著者でもある田中栞先生。
田中先生のご自宅で不定期に開催される「1日教室/製本フルコース」に
参加したいと思い続けていたので、福岡でお会いできてとても嬉しい。

しかし、ゆっくりご挨拶する間もなく、いきなり講習は始まる。
だって、2時間で1冊の豆本を作るのよ。
いくら材料をあらかじめカットしてくださっているからって、2時間で1冊は驚異的。
しかも、とても本格的なの!

参加する前は、2時間で1冊できるのかしらと思っていたが、本当に出来しまった。
だからといって、先生に手伝って貰う訳ではない。
魔法にかけられたように、自分の手で作り上げていくのだ。
これが、もう、快感。
先生が示されるお手本や説明が兎に角的確で、一人の落伍者も出ず、
気が付けば豆本が出来ているの。
参加者の中で、多分私が一番不器用だったと思うが、それでも美しく出来た。
凄く苦手な化粧裁ちや糸かがり、溝付けだってスムーズで、あら出来ちゃった?!
ってな感じ。

先生は兎に角大盤振る舞いで、作り方の本では分からないようなコツや裏技を
惜しみなく教えて下さる。
先生が時間やお金をかけて体得したであろう技を、本当に惜しみなく教えて下さる。
しかも、特殊な道具を使わないで出来る方法で、だ。これは凄くありがたい!
それだけでなく、豆本を作る作業の合間に、本の構造やあり方、時にはご家庭の
秘話までお話して下さる。

そして、最後、本をプレスしている間に、折り紙豆本まで作っちゃうのだ。
それも2つも!これを2時間でやってしまうだなんて、神業だ。
作って、説明して、喋って、先生本当にお疲れ様です!と思っていたら、
先生は知らない間に、ワークショップの様子の撮影までされていた。
はぁ~、本当に凄い、凄すぎます!

勿論、私は写真なんか撮る暇があろうはずもなく、帰宅後教えて頂いたことを忘れないよう
メモするだけで手一杯であった。
多分、穴だらけであろうと思うわれるそのメモも、ルーズリーフ8枚分もあった。

画像はワークショップの様子を撮影できなかったので、私が書いたメモと作った豆本
そして、お土産にいただいた田中栞先生特製の豆蔵書票セットのセットである。
この豆蔵書票が、これまた凄くて、何と消しゴムはんこの多色刷りなのだ。
こんな小さなものをどうやって?!と、うなる一品である。
本当に、本当に、何から何まで凄いワークショップであった。

洋本はワークショップ終了後、48時間はプレス。絶対に開いちゃダメ!とのことだったので、
本日、初お披露目である。
改めて教えて頂いた豆本を見て感動!
兎に角、私が作ったとは思えないくらい、美しい仕上がりなのだ。
参加できて本当に幸せだと、改めて噛み締めている次第である。


田中栞日記
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111
田中栞先生の本への情熱溢れるブログです。


「ふくまめ」は今日で終わり。
あっという間の4日間でした。
楽しいひと時でした。

来て下さった皆様、ありがとうございます。
小人堂の豆本をご覧下さった皆様、
お手にとって下さりありがとうございます。
見ていただけるだけで、嬉しいです。
そして、豆本をお買い上げ下さった皆様、
本当にありがとうございました。

主宰者の古賀様、ワークショップをしてくださった田中栞先生
ギャラリーセレストの皆様、大変お世話になりました。
ただ、ただ、感謝です。

会場の様子や購入した本、ワークショップについては
後日、必ず!
(いつもは有限不実行ですが、今回は必ず)
しばしお待ち下さい。


画像は頂いたお花。
そう、お花まで頂いたのですよ。
来て頂いただけでも感謝なのに。
申し訳ないと思いつつ、凄く嬉しい。
だって、女の子だもん(爆、ちゅうか、ゴメン・・・)。



関係者の皆様へ
家人とお知り合いの皆様にお願いいたします。
このブログは家人には内緒なのです。
薄々気づかれているようなのですが、公には内緒なのです。

だからといって、仲が悪いわけではありません。
ただ単に書いたものを読まれるのが恥ずかしいだけです。
関係はいたって良好ですのでご安心を。

という訳で、どうか、ご内密にお願いいたします。
「ふくまめ」も3日目を終え、残すところ後1日です。
ふくまめは本当に凄いです。最高です。
どう凄いのか、書きたいことは沢山あるのですが、
凄すぎちゃってまとまりません。

豆本に興味のある方は、どうか下記のサイトまで
アクセスして下さい。

ふくまめ 公式ブログ
http://ameblo.jp/rism/
主宰者の古賀涼子さんのブログです。

ギャラリーセレスト
http://web-celeste.com/
ふくまめ会場であるギャラリーです。


思いついて作ってみた、切手風の蔵書票をである。
ついでに、試し刷りや製本に失敗した豆本素材も切手風に
してみた。

ビニール袋がなくなってしまったので、入れ物も作った。
って、紙を折っただけだけど・・・。
印刷に失敗した紙が大量にあるのでそれを再利用したのだ。
ああ、エコロジー。というか、ショボくてごめんなさい。

ショボくてもOKという、奇特な方がいらっしゃいましたら、
ふくまめ会場にてプレゼントいたします。

今から生産するので、数に限りがあります。
(推定50部くらい)
どうぞ、お早めに。


追記
身内から、流石に貧乏臭すぎる!とクレームが来たので
台紙は新しい紙で作ることにしました。


「山田鯉のぼりを探して」

山田鯉のぼりって誰?
答えはこの冊子の中にある。

って、ただの小話。
ライトでおバカな話である。
だって、それが鯉のぼりなんだもん。
ということで、ご容赦を。

ちなみに、これも倍のサイズで再々登場した物。
一番最初が小汚い手書きコピー本だということを考えると
まぁ、上出来なんじゃないかと・・・。



「西方見聞録」(創刊号)

謎の小人が長崎で見聞きしたことを、好き勝手に記したもの。
タイトルをジェノバの船乗りの有名な書物からパチッているように
かなりイイカゲンなものである。
間違っても観光案内ではない。
そのイイカゲンさを味わって頂けたら嬉しい。

昔作っていたサイズの倍のサイズで再録した。
というのも、この半分のサイズだと、何故かプリンターが嫌がって
印刷してくれなくなっちゃったのだ。
あれこれ手を尽くしてみたが、ダメだった。
プリンターを買い換えるしか、多分、方法はない。
ないんだけど、これのミニサイズ以外の印刷には全く支障がないので
倍のサイズで出すことにした次第である。


「夜の書簡」

洋風の豆巻物、というか、歴史物に出てくるような書簡を目指して
作った筈だったんだけど、仕上がってみたら、和洋折衷である。
表紙の紙を革風にしたつもりが、なんというか、その・・・・・・
卒業証書の筒のようになってしまった。
いや、これはこれで味があって、私は好きなんだ。
好きなんだけど、これを好きなのが私以外にいるのかは疑問である。
あああ~。

中は紺の無地なので、お好きな文言を書いて頂きたい。
白や銀色のペンで書くと、渋さがぐっと増す。
秘伝の書としても使えるかも。
月のスタンプを押し、星の王子様のチャームをつけている。
静かな夜に、誰かに小さなお手紙をしたためてみてはいかが?

ところで、これが最初の撮影で撮り忘れた豆巻物である。
本当は集合写真の中に入れたかったんだけど、並べなおすのが
面倒という理由で断念した。
という訳で、集合写真の右上にでも、貼り付けなきゃいけない(笑)。


「豆切手帳(まめ・きってちょう)」

使用済みの普通切手を貼るのに適したサイズ。
切手を貼ったり、写真やシールを貼ったりすると
かわいい一品(って、自分で言うな)。
メッセージカードとして使ってもらえたらと思って
作ったものでもある。

当初は紐付きも作っていたのだが、紐の買出しが
間に合わず、今回は全て紐ナシ。
ああ、根性ナシな私。


「ぱんだの皆様 ~長崎 春節祭 2008」

今年のランタンフェスティバルで見つけた、
味のある(?)中国風パンダの写真集。
夜店の露店で売っていたら面白いかしら、
という風情のおみやげ物を意識して
少し安っぽい雰囲気で作ってみた。
出来上がったら、思った以上に安っぽい!
これは、こういうものなので、満足している。

でもって、これは、パンダ愛好家のss様への捧げ物でもある。
という訳で、私の愛を受け取って下さい(迷惑なヤツ)。


「Il Lampione」

趣味丸出しの、イタリアの街灯写真集。
写真は全てモノクロ写真を使用した。
もう、自分のためだけに作った豆本といっても過言じゃない。
街灯写真集、あるようでない。
というか、多分、需要がない・・・。
という訳で作ってしまったんだわ。

表紙に新素材を使ってみたのだけど、これが厄介だった。
思ったより扱いは楽なんだけどさ。
ギリギリの制作時間で慣れない素材に手を出すもんじゃないと
反省した。
ちなみに、背表紙に選んだ素材も選択ミスで、字を書くのに
エライ苦労した。だもんで、いつも以上に下手な字である。
反省点だらけだわ。



「豆写真たて(本型)」

好きな写真や絵を入れて使ってもらうタイプ。
証明写真が入るサイズである。
これも本か?!と、自分でも突っ込んでみたりする。
しかし、閉じて、本棚に立てれば、豆本のようにみえるのだ。
という訳で、強引に豆本にカテゴライズした次第である。
こいつの凄いところは、使いさしや残り物が主原料であるところ。
地球にも私のお財布にも優しいの。
我が家的にはエコなのよ~(笑)。
そんな訳で、ご覧の通り、1点ずつバラバラな仕上がりである。



「天使の記憶」

ベビーアルバムを意識して作ったもの。
プリクラやパソコンで出力した小さな写真などを貼るのに適している。
中は無地。
表紙は少しプックリしている。
手に触れる機会があったら、ツンツンしていただきたい。
それに、白い小さな羽をつけてみた。
そんなこともあり、ある方に、この本のタイトルをつけて頂いた。
あまりに可愛いタイトルにちょっと赤面する私である。
いや、だって、中身は乙女だからさ。

これは昨年末の長崎での販売会にも出品したのだが、意外と人気で、
その時搬入したものは完売した。
福岡でも愛でてもらえたらいいな~という下心全開の豆本である。
ああ、イヤラシイわぁ~(笑)。


B 「Souvenir~ヴェネツィア観光案内」
これもAの「Venezia 2007」と同様に、昨年の旅行の折の写真から。
という訳で、写真もかぶり気味である。
イタリアのお土産物っぽく仕立ててみた。
中身の蛇腹を伸ばして、立てて飾ることも可能である。
写真は全てカラー。
しかし、紙の兼ね合いで、少し絵画調にみえる(ような気がする)。

C 「Souvenir~ヴェネツィア路地裏倶楽部」
Bと趣旨は全く一緒。
ただ違うのは、Bが観光写真っぽいメジャーどころを抑えたのに対し、
こちらは路地裏の写真ばかりを集めたところである。
これもAと若干写真がかぶっている。

D 「Souvenir~青と黒の世界」
B、Cと趣旨は一緒。
が、BとCはカラーであるが、これはモノクロ写真を使用した。
ただ、青い紙に印刷したので、タイトルがこのようになった。
実に安易なネーミングセンスである・・・。反省。

ところで、この本に使用した写真はフィルムから白黒を使用したので、
現像できるお店を探すのが意外と大変だった。
しかも、探し当てた店で現像はできず、別の工場で現像してもらったため、
日数もかかった上に、お値段も張った。
今時は白黒写真を現像するのも大変なのね。
そういえば、フィルムも高かったわ。昔はもっと安かったよね???
流石、デジタルカメラが主流のご時勢だわ。


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