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小人堂の気まぐれな覚え書 (画像はクリックすると大きくなります)
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某俳優のファンの妹ポヴェリーナ(仮名)のお供で観劇してきた。
交通費がかかるので、ダブルヘッダーだったりする。
片道2時間高速バスに揺られ、1回3時間半の舞台を2回・・・。
お尻が痛い。
もう、私も若くないので、エライ疲れた。

ポヴェリーナのお供だというのに、チケット代を出したのは私である。
まぁ、誕生日祝いとクリスマスプレゼントとお年玉の併せ技なんだけどさ。
空前の貧困にあえぐ我が家には痛い出費である。

今回の舞台では、彼女の好きな俳優の客席降りがある。
熱心に情報を集めていた執念が実り、2回目の公演は、客席降りコース側の座席をGET!
見事ポヴェリーナは客席に降りてきたその俳優とハイタッチした。
その俳優、一度はさらっと通り過ぎたと言うのに、戻ってきてハイタッチしていったのだ。
タオルを渡して汗を拭いて貰うか、飲み物を差し出すか、それが無理なら握手して貰うか、
色々と作戦を練っていたのに、結局何もできず、もじもじしていたポヴェリーナのところに
戻ってきたのだ。
しかも、その回、その俳優と触れ合ったのはポヴェリーナだけ。
彼女はとても興奮をしていた。
その彼女の大興奮はこれだけで終わらないのだけど、それはまた別の話。


以下はどうでもいい観劇の感想。
(といってもまだ書いていない)

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<其の壱>
年末年始のどさくさに、スピリッツを1回買い逃す。
それが、21世紀少年連載1回目で、はやくも話がまるで分からず。
よりによって、どうしてこの号を買いそびれたのだ・・・。
どうにか入手する手段はないものか画策中。
ご存知の方がいらっしゃったらお知恵をお貸し下さい。

<其の弐>
今シーズン、フィギュア熱がちょっと冷めていた。
だもんで、ノーチェックだったスター・オン・アイスを見ながら電話。
北の大地に帰省していたその人は、それに私の最愛のスケーターが
出演していることを教えてくれる。
慌てて録画。


3年ぶりにみるスケーティングに感動。
往年のジャイアント馬場を見るようだとしても、いいの。はぁ~ステキ。
しかし、知ってたら北海道まで行ったんだけどな。
が、まぁ、北海道だし、諦めつくか。

とか思ってたら、大阪まで来ていた!!!
大阪までなら行けたのに。
というか、何としてでも行ったのに。
これを一生の不覚と言わず何を言おう。
自分のアンテナの低さに大後悔。

<其の参>
某国の「白鳥の湖」。
珍しいことに我が地元の公演が得チケに!
が、私は用事で行けない。
パソコンの前で未練たらたら。

まぁ、先日のフランス男に会えなかったことよりはショックは少ないか
と、諦めねばならないところが、なんともイヤ。
今年はこれで、色々なものを諦めそうな気がするよ。

今年の目標

・2007年こそイタリア化計画
 何せ今年は記念の年なの。
 嫌がられても、ローマに行きたいの。
 本当はバスクに墓参りにも行きたいの。
 そんな年なんざんす。

・ブルグミュラーから卒業
 ええ、まだやってたんざんす。
 引っ越してから、なかなかレッスンに通えないもんでさ。
 つうのは、言い訳だね。
 やっと貴婦人の背中が見えたんだけど、私が弾くと
 「ばんえい競馬」なんだよな・・・。

・豆本をバンバン作る
 材料が木にかえる前に・・・。
 今年こそはね。
 で、いっぱい作って、来年はまめまつりに殴りこみよん。

・減量
 毎年言ってる気がするので、あえて小声。
 留袖ダイエットをしなきゃらならないの。
 絶体絶命なのさ。

家人の新年は華麗にも泊まり勤務で幕開け。
今年一年もみえたね・・・。
頑張って稼いでくれ。

一方の私は元旦からいさかいがあり、腹を下し、嘔吐し、
挙句、小爆弾が投下された。
一年の計は元旦にありとかなんとか言うけどさ、これじゃあ
軽く「刑」だよね。
まさか、今年一年もこんなのなのか・・・。
イヤすぎる・・・。

とかなんとか言ってたら、新年から既に2週間近く過ぎていた。
あははは。
相変わらずである。
ですが、どうぞよろしくお願いします。

って、なんだか、今年も見えたわ・・・・・・。

 

収まりきらなかったので、後半部分を分けてみた。
う~ん、中途半端。
何かを再読した後に、やりなおしたい。

ふらふら~っと検索していて見つけてしまいました。
見つけたら答えなくちゃいけないでしょう。
ブランクがあるので、中途半端な答えしか出来ない自分が不甲斐ない。

拾ってきたサイトさん
HP : チェーザレ・ボルジア好きに100の質問
URL : http://hermaphro.nobody.jp/cesare/cesare.html 

本当はメールでお知らせしなくちゃいけないんだけど、メールフォームが
削除されているようなので、とりあえずこのまま載せます。
いずれご報告にうかがうつもりなのでご容赦を。

以前から計画のあった「チェーザレ・ボルジア」映画が撮影しているらしい。
チェーザレ役:コリン・ファレル
て何?!
ヴィゴじゃなかったのか?!
頼む、今からでいい。ヴィゴにしてくれ。無理ならジョニデで頼む(もっと無理だろう)。
見たいような見たくないような複雑な心境です。

一部の熱心なOSKファンの皆様のご要望にお応えして、以前書いた記事を再録してみました。
という訳で、以下に続くのがそれです。
当時、勢いだけで書いたので、非常に見苦しいです。
しかも、途中で力尽きたのか、中途半端なところで止まってます。
続きを書くそぶりをみせながら、全く続いてません。
独善的な日記ゆえ、OSKや宝塚について知識のない方への説明も殆どありません。
この辺り非常にイイカゲンなんですが、それでもよろしければどうぞ。
興味のない方はスルーして下さいませ。

■2004/05/30 (日) OSK

OSKとは宝塚と並ぶ女性だけの歌劇団である。
これまで親会社の保護のもと、採算度外視で上演していたが、不況により昨年解散に追い込まれた。
歌劇を上演するのにはとんでもなくお金がかかるのだ。
現在は歌劇団員が「存続の会」として懸命に活動中であるらしい。
らしいとしか書けないのは、私がOSKを見たことがないからだ。
以前から関心はあったものの、地理的、時間的、金銭的条件がことごとく合わず、結局一度としてみることがなかった。
だから、イマイチ事情に疎いのである。

2年前から夜中起きていることが多くなって以来、深夜はNNNニュースをつけっぱなしにしていることが多い。
今日も特に意識をする訳ではなく、NNNドキュメントを何気なく見るともなしに見ていた。

画面の、特別な化粧をした人が、視界に飛び込んでくる。
これはもしや、噂のOSKなのか?!
どうやら、不況により親会社から支援を打ち切られた後、「存続の会」として地道に活動を続けいているOSKの皆様のドキュメントのようであった。

劇団員のなれない活動風景は胸に込み上げてくるものがあった。
スポンサーまわりも、確かに見目の麗しい人と、責任者がセットになっていくほうが良いに決まっているが、やっぱりスターさんがやることじゃないわ。
スターさんが、企業にスポンサー依頼に行くのに頭を下げるだけで不憫なのに、事務所らしきところで会報誌を作るために地味な作業をされているのには、不憫を通り越して、涙が出てくる。
「横浜の母が泣くわ」とおっしゃっていたが、ファンの皆様も泣かれているに違いない。
そのスターさんが、初日の舞台の挨拶で流された涙をみて、余計にくる物があった。

舞台を一度も観たことがない私が言うのはおこがましいが、彼女達がお稽古と舞台と、そのための仕事だけに専念できる日が早く来るように願わずにいられない。
ドキュメントを見て、闇雲に応援したくなったのであった。

■2004/07/05 (月) 小倉日記 出発前1「動機」

かねてよりY様がおすすめしてくれていたOSKの皆様がわざわざ小倉くんだりまでお出ましくださるという。
Y様をご存知の方に今更説明するまでもないと思うが、Y様という方は大変に目も耳もこえていらっしゃる。
そのY様が解散のときに「この劇団を知っていて本当に良かった」とおっしゃっていたのだ。
気にならないはずがない。
解散公演に私も行こうとちらっと思ったが、新参者かつ動機の甘い私が行ける筈もなく、存続運動の際署名した他は何のアクションもおこせないまま、結局今に到っていた。

1年前、本屋で見かけて以来ファンになってしまった青木るえか様も相当なOSKのファンでいらっしゃって、私のこの日記をチェックしてくださるだけでも驚きだと言うのに、掲示板に「ディナーショーいかがですか?」なんていう書き込みまでしてくださった。

現在諸事情があって、なかなか遠出はできないが、小倉だったらすぐだ。
新幹線で20分の距離に住んでいるのだ。何があってもすぐに帰ってこれる。
3年前まで住んでいたので、街の勝手だって知っている。
この機会を逃したら、2度と見れないかもしれない。
これは行きたい、行かなくちゃ。

7月2日は金曜日で、本来ならばイタリア語の授業を受けている時間であったが、構わず行くことにしたのであった。

■2004/07/05 (月) 小倉日記 出発前2「申し込み」

7月2日(金) ディナーショー 5時半と8時半の2回
7月3日(土) ブライダルファッションショー 2時、4時、6時の3回

行くと決めたはいいが、チケットがあるのか、それが問題だ。
と言う訳で、すぐに興行元に電話をかける。
ディナーショーは席にまだ余裕があるとのことだったが(そりゃ値段が高いから)、ファッションショーの方は殆どあきがないということだったので(そりゃタダだもんなぁ)2時の回をその場で予約した。

初のOSK。初めてなのにディナーショー。正直悩んだ。
値段の15000円というのも勿論悩む要因であるが、メシもついていないのにキャンデローロの○万円とか、しゃべりメインの紫苑さんのお茶会に○万円だとか(注:シメさんはいてくれるだけでいいんです。何故なら私は相当なファンだから)、博多座のレミゼとかエリザの15750円で免疫ができているので金額は左程問題ではない。
本拠地の大阪までの交通費を考えたら安いものだ。しかもホテルのメシがついてくるのだ。

それよりも問題なのは顔と名前も一致しないのに、スターさんのお歌を聴きにディナーショーというところだ。
私は紫吹淳のファンであったが、彼女のディナーショーには行かなかった。歌えないのに歌を聴くってのもなぁ。ディナーショーだから確実に踊らないだろうし。
が、Y様の「OSKの皆様はお歌も上手よ!」というのを聞いて覚悟は決まった。
それに今回出演者が11名もいる。なんて大人数なのだ。これはひょっとしたらちょっとくらいダンスも見れるのかもしれない。
やっぱり、行くべしなのだ。

行くと決まれば、次はディナーショーは5時半と8時半どっちで行くかである。
連荘でディナーショーのディナーは食えんぞ。それでなくても、肉玉子は全くあかんというのに。
ディナーショーとかお茶会とかいうのに一人で行くわびしさもしっているのでギリギリまで同行者を探すことにした。
だがしかし、行ってもいいよと言いそうな面子はこの時期大忙しなのであった。
かくして2週間前、一人で行く覚悟を決めたのだった。

■2004/07/05 (月) 小倉日記 出発前3「期待と不安」

ギリギリでディナーショーの予約をして、お金を振り込む。
1週間前に届いたチケットと添えられていた手紙に「最前列の左端テーブルにお席をご用意しています」とあった。
このお席、青木るえか様とOSK仲間の皆様もお座りなるテーブルである。もしかしなくても、良いお席なのではなかろうか。

一人だったし、ギリギリに申し込んだからキャンセル席がまわってきたのであろうか。
それとも、最前列左端のテーブルのサイズは超特大なのであろうか。
そして、これはあまり想像したくないことだが、客席は隙間風が吹きそうなくらい寒いのであろうか・・・。

最前列とはいえ、左端だったら、ステージまで遠いのかもしれない。
昨年行ったシメさんのお茶会は参加4年目にして初めて最前列だと喜んだのもつかのま、雛壇までが遠くて、オペラグラスを持っていかなかったことを激しく後悔したくらいだ。最前列の端よりも中央の後ろの方がどう考えても距離が近く、尚且つ正面だったのだ。
ディナーショーの場合客席降りもあるから、最前列ばかりが良い席とは限らないしさ。ショーの基本はステージだから最前列の方がいいに決まっている。ただ、どこの席でも値段は一緒だから、不平不満がおこらないように目くらまし術として客席を練り歩くに違いないと私は踏んでいる。

今回の最前列左端ってどうなんだろうか。
会場となるホテルには結婚式で行ったことがあるのだが、同じホールなのだろうか。だとすると、良い席に違いないんだけど・・・う~む。
忘れていたが、るえか様と同じお席と言うのもプレッシャーだ。
果たして、当日はどうなるのか。

なんて、一人思いをめぐらしドキドキしていた筈なのだが、前日家人はなかなか帰ってこず、帰ってきたと思ったら体調は悪いわ、更に出発時間がいつもとちがうわで、結局バタバタと徹夜をしいられることになった。
しかもだ、私はにんにくを3キロ買い込んできてしまい、その処理にも追われる羽目に陥る。だって、醤油漬けにするにんにくって、この辺りじゃこれが最後のチャンスなのだよ。安くて良質のにんにくを見つけたら買うに決まっているじゃないか。

かくして、寝不足でニンニク臭を漂わせたまま、当日の朝を迎えたのであった。

■2004/07/05 (月) 小倉日記 初日1「出発」

ニンニク臭をとるべく、風呂に入る。
手をゴシゴシ洗ったが、しみついてしまったニオイはなかなか取れない。
風呂からあがり、憂鬱な面持ちで化粧を始める。
そりゃそうでしょう。化粧をする間中ニンニクのニオイがするんだよ。
ニンニクは食べると旨いが、においが問題な食品なのだ。
いくら私がウルトラマン(3分以内に化粧完了)であろうとも、憂鬱なのにはかわりはない。

12時、予定より1時間半遅れて小倉に到着。
遅れた時間の内訳は、家人がぐずった30分、私が財布を取りに帰った30分、バスが遅れた30分である。本当は私が原因の時間がちょっと長いのだけど、気にしないことにする。
以前勤めていた書店に行き、お昼休憩中のかつての同僚と話し込む。
予定よりは遅くなったが、待ち合わせの時間に遅れなくて良かったよ~。

13時半、書店を後にし、向いの小倉伊勢丹に行く。
まずは食料品売り場を覗く。わらび餅とコロッケの試食に舌鼓を打つ。うめぇ。
が、今日は買えないので明日買うことに決め、その場を去る。

バーゲン初日なので、伊勢丹はそこそこの客入り。適当に店を覗きながら上に上がっていく。
9階の本屋で立ち読みして、ここで買うくらいなら、元の勤め先で買えばと思いつつ、本を買う。
だって、どう考えたって、こっちの方が在庫を大量に持っているから本の状態がいいんだもん。
明日も小倉に来るんだから、明日買えばいいのだが、寝不足の私にそんな判断力はない。

15時過ぎ、咽がかわいたので、喫茶店でお茶をする。
17時半からディナーだと言うのに、ショーケースの中にあったサンドイッチに目が眩み、注文。
忘れていたけど、バタバタしたせいで、朝から何も食べていなかったのだ。
サンドイッチ食べたら急に睡魔に襲われる。で、気付いたらオシャレな喫茶店のテーブルに突っ伏したまま爆睡していた。軽く30分程。
横のテーブルには知らない人たちが座っていた。いつの間に・・・。
眠気覚ましに、2杯目の紅茶を飲んでいる時に青木るえか様からお電話を頂く。
舞い上がって、ひっくり返った声のまま電話に出た私。明らかに不審者。

■2004/07/05 (月) 小倉日記 初日2「宴の前」

目の前にあった、飲みかけの紅茶を一気に飲み干し、伊勢丹の10階から向いの駅ホテルの1階ロビーを目指して走る。
別に走らなくても良かったのだが、落ち着かないので走った訳だ。既に舞い上がりまくりである。
携帯片手に椅子に座っていらっしゃったご婦人を発見。るえか様かしらと思いつつも、声をかける勇気のない私は、姑息にも少し離れた場所から電話をする。
間違いない!と言う訳で、にへら~っとしながらも、緊張のあまりこわばった顔のままご挨拶に伺ったのであった。
まずはお茶でもということで、ロビーの脇にあった喫茶店に入る。
とりあえず、注文。るえか様がご覧になっていたパフェに激しく惹かれるが、既にサンドイッチと紅茶2杯を完食している身、無謀以外の何者でもない。と言う訳で訳の分からない言い訳をしながらコーヒーを注文した。
さて、この喫茶店、入り口近くの席にOGさんが2人お座りになっていた。
るえか様、携帯電話を駆使して、お知らせをされていた。このやりとりが、ファンの集いに参加させて頂いているようで、初心者なのに勝手に一人ドキドキと盛り上がる。ああ、おディナーショーが始まるのだわ~。
青木るえか様というお方は、想像以上にカッコイイお方であった。なのに、腰が低く、しかもメチャメチャイイ人である。海のものとも山のものとも分からない私とお茶をしてくださったばかりでなく、舞い上がって何を喋っているかすら分からなくなっている私と宝塚とか野球の話をしつつ、OSKのレクチャーまでして下さったのであった。
ひとしきり話こんだところにご主人様がこの暑さにもかかわらず颯爽と登場。やっぱり良い方で、初対面の私にお話してくださったのであった。内弁慶のクセに、気が付いたらペラペラと喋り捲っていた私って一体何者だよ・・・。どうして控え目な態度が取れないのだと思いつつもドツボにはまるかのごとく喋り捲っていた訳だ。情けない。
会場前に集まったお知り合いのファンの方もこれまた素敵な方ばかりで、やはり初対面だというのに気さくに話し掛けてくださって、やっぱり凄いわOSKとショー以外のところですでに感心することひとしきりなのであった。
皆様の人の良さを悪代官に利用されないように祈るばかりである。って、この場合悪代官は私か・・・。いや、悪代官そのものだという声に反論しようのないのが・・・。

■2004/07/05 (月) 小倉日記 初日3「続・宴の前」

会場の前には受付が設けられていた。
そこでまずは受付を済ませ、張り出された座席表で席を確認する。
10人がけのテーブルが25個セットされていた。そこそこの客入りであるといえよう。
私の席は間違いなく4つ並んだ最前列のテーブルの一番左側であった。
1週間前にチケットを手にしたというのに、居並ぶファンの皆様を差し置いて最前列に座るのは非常に心苦しいことであった。
が、折角掴んだ幸運である。手離すのは勿体無さすぎる。と言う訳で、図々しくもそこに座ることにしたのであった。

私が座ったテーブルの隣のテーブルには、ロビーの喫茶店で遭遇したOGの方がいらっしゃっていた。
うわぁ~、頭ちっちゃい!手足長い!歩く姿が、やっぱり素人とは違うのである。
お二方とも最前列の中央の席、つまりは私のテーブルの隣、しかも私の目線にお座りになっていたのである。
左側に座られた方は「男役」が私生活にもバッチリ身に付いているらしく、その仕草一つ一つがなんとも色っぽい。ナイフとフォークを持てばカッコイイし、赤ワインの入ったグラスを持ち上げられただけで、ああ、殺してくださいといいそうになるくらいである。凄まじいフェロモンだ。
右側に座られた方は、なんともナチュラル。というか、素?ぼんやり耽々とお食事をされているのだが、話し掛けられて覚醒したようにこぼれるような笑顔。反則だぁ~。
私は目を合わせたらいけないと思いつつビールに専念する訳だが、ふとしたひょうしに視界に飛び込んでくるのだ。同じテーブルの方はさぞかし食事をするのが困難であったことだろう。



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